都知事選2020

都知事選挙2020に同姓同名候補が!正しい書き方の例をご紹介!

都知事選挙2020に同姓同名候補が!正しい書き方の例をご紹介!

2020年の東京都知事選挙は、6月18日が告示日、7月5日に投票日を迎えます。

現東京都知事の小池百合子氏が再当選する確率が高いのですが、NHKから国民を守る党の党首・立花孝志氏が立候補することを表明し、さらにもうひとりの「小池百合子」を出馬されることをほのめかしています。

小池百合子という同姓同名候補が2人立候補した場合、意図した人に投票するにはどのような書き方をすればよいのでしょうか?

正しい書き方の例を交えながら紹介していきます。

2020/06/19追加

6月18日に東京都知事選挙が告示され、立候補者22人の中に同姓同名はいませんでした。

都知事選挙2020に同姓同名候補!正しい書き方の例は?

東京都知事選挙2020に「小池百合子」という同姓同名の候補者が二人いた場合の正しい書き方の例をご紹介します。

わかりやすく説明するために、同姓同名の候補者をそれぞれ

①小池百合子・67歳・現東京都知事・東京都中央区
②小池百合子・50歳・弁護士・東京都中央区

として説明します。

※あくまでもわかりやすく説明するための例で、実際に立候補する人物の正確な情報ではありませんのでご注意ください。

 

上の例では「小池百合子」という立候補者氏名の他に年齢、職業、住所の情報があったとします。

公職選挙法には、職業、身分、住所又は敬称の類を記入したものは有効票とみなされる、と規定されています。

投票用紙に「小池百合子」と書いただけでは①の小池百合子さんに投票したのか、②の小池百合子さんに投票したのかがわかりませんよね。

この場合、仮に②の小池百合子さんに投票の意思がある場合の正しい書き方の例は、

  • 小池百合子 50歳
  • 小池百合子 弁護士

といったものになります。

立候補者の氏名と年齢、職業、住所などを合わせて記載し、一人の人物に特定できれば有効票として扱われます。

もし①の小池百合子さんが自民党、②の小池百合子さんがN国党といったそれぞれ別の党に所属していた場合、「自民党 小池百合子」、「N国党 小池百合子」といった書き方も正しい書き方となります。所属政党は身分として記載OKなんですね。

 

実際の選挙の際に同姓同名候補者が出た場合、年齢や職業などが投票用紙を記載する場所に立候補者を合わせて書かれているかと思います。

有権者が自筆での投票で行われている以上、同姓同名の立候補者が出た場合は混乱することが予想されます。

よって、投票日までに正しい投票用紙の書き方はテレビ、新聞、ネットなどで数多く報道されることも予想されますので、そちらにも目をとおし、正しい書き方で投票するようにしましょう。

 

先の正しい書き方として「敬称」を組み合わせて書く書き方は紹介しませんでした。

例えば有名人の場合は世間一般に知れ渡った敬称、ニックネームが付いている場合があります。

今回の東京都知事選挙2020に立候補がウワサされている元ライブドア社長の堀江貴文さんは「ホリエモン」と呼んでいる人が多く、ホリエモンといえば元ライブドア社長の堀江貴文さんのことを指しているのは明白です。

このようなケースでは「ホリエモン」が敬称として扱われることになります。

個人的に勝手につけていたり、世間一般では誰も言ってないようなあだ名は、敬称として認められません。

どちらの候補者に投票したのかわからない場合の票の扱いは?

同姓同名の立候補者がいた場合、どちらの立候補者に投票したのかがわからないケースも出てきます。

上記の例でいうと、

  • 小池百合子
  • 小池百合子 東京都中央区

と書いた場合が該当します。

このような書き方をした場合、2人とも該当するのでどちらの立候補者に投票したのかがわかりません。

しかし、だからといって無効票になるわけではありません。

「書き方としては正しいが、どちらか区別がつかない」
というケースに該当し、按分票(もしくは案分票)として扱われ計算式に基づいて立候補者に票が加算されることになります。

按分票についてはこちらの記事で計算式も交えて詳しく紹介してますので、合わせてご覧になってください。

選挙における按分票の計算方法は?実際の数値を例に計算してみると超カンタン!

まとめ:同姓同名候補がいた場合の正しい投票用紙の書き方

ここでは、選挙において同姓同名候補がいた場合の投票用紙の正しい書き方について、書き方の例を交えて紹介してきました。

この記事をまとめます。

要点まとめ

  • 同姓同名候補がいた場合は、立候補者の氏名と合わせて年齢、職業、身分、住所又は敬称を合わせて記載し、人物が特定できる場合は有効票となる
  • 正しい書き方で投票してても立候補者を特定できない場合、按分票(案分票)として計算されて票に加算される

 

今回の東京都知事選挙2020では同姓同名の立候補者が出てくる可能性がありますので、正しい書き方を知っておく意味で記事にまとめました。

過去の選挙においても同姓同名の人物が立候補した例はいくつかあります。

日本の選挙投票においては、インターネット投票が行われていません。

按分などの計算が必要になった場合には、得票数の開示までに人の手がさらに入ることになり、時間と手間がかかる事態となります。

同姓同名立候補者が出ただけで投票用紙の書き方で混乱が起こるというのは、インターネット投票が実施できていれば問題を回避することができます。立候補者に番号を付与するなどして、投票したい人の番号を選択すれば良いだけの話です。

 

新型コロナウィルスによる影響で、政府からの支援策の実施遅れが相次いだのは、IT化が進められていなかったことが大きな原因です。

選挙の投票におけるインターネット投票も、IT化によって時間と手間の削減、また投票率アップといった効果も期待できます。

新型コロナウィルスが猛威を奮ったことによって、諸外国に比べて日本が「IT後進国」であることが浮き彫りとなりました。

選挙については、投票日までにハガキの案内が自宅に届き、近くの学校などの投票所へ行き、手書きで投票する、といったことが当たり前という意識になっている人も多くいらっしゃるのではないでしょうか?実際に私もそのような感覚でした。

新型コロナウィルスの猛威という有事によって、日本が抱えている国家としての課題がいくつか浮き彫りになりました。

IT化の遅れというのはその最も大きな一つではないでしょうか。

 

選挙についてはインターネット投票だけでなく、インターネットでの演説や立候補者同士でも議論なども新たな試みとして始める良い機会だと思います。

まずは東京都知事選挙2020が混乱なく実施されることを祈りつつ、原始的なやり方の脱却を強く願うばかりです。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です